美しい木の人形 プリンセス・プリンプリンに出逢える美術館「深沢小さな美術館」
緑濃い森と原風景のような里山が点在する深沢の地に、石を積み上げ、美しい木彫の窓枠や扉を施した
何処か異国情緒を感じさせる建物が佇んでいます。庭には石畳とたくさんの木々と草花
大きな水槽を積み上げたような池があり、チョウザメや色とりどりの錦鯉が優雅に泳いでいる不思議な空間。
ここは造形作家・友永詔三氏の私設美術館です。

数年前、近くにある南沢あじさい山を訪ねた時から、行きたいと思っていた美術館に今年の6月ようやく訪れることが出来ました。
眩しい深緑の季節、森影に佇む木の精霊ZiZiに案内されての事でした。
美しい石畳を踏んで訪れた深沢小さな美術館は秘密の扉を開いて迷い込んでしまった不思議な空間でした。



突然現れたお庭の水槽、そこに泳ぐチョウザメに驚いた物でした。
鼻先が白くて、ヒゲが生えていて、目が小さくてなんだかモグラみたいでひょうきんな顔をしています。
サメと名前が付いていますが、尾びれや脇びれの位置や形が、鮫に似ているから付いた名前なので、
あの海のギャングと言われている鮫の仲間ではないのだそうです。
チョウザメは淡水魚で、川やまれに海に生息し歯も無くて、とってもおとなしい性格なのだそうです。
チョウザメの卵の塩漬けは、言わずと知れた世界三大珍味のキャビアです。

そして9月、ハナネコ女子会の仲間でもあり、写真友だちでもあるまめちゃんをご案内して再訪しました。
偶然、お目にかかれた友永氏も奥さまも、とてもお優しくてそのお人柄に魅かれました。
この時、今年の秋のハナネコ女子会は、この深沢小さな美術館にご案内したいと決めたのでした。
いつも青梅・奥多摩がフィールドでしたが、初めてのあきる野・秋川となりました。


11月12日(日)
ハナネコ女子会当日、遠方から集まってくださったメンバー7名は武蔵五日市の駅に降り立ちました。
空はすっきりと晴れ渡り散策日和、女子会日和です(^^)
深沢方面にはバスの便が無いので、武蔵五日市駅よりタクシーに分乗し、一路深沢小さな美術館へ
黄色い帽子のZiZiから、左の坂道を上がります。

美しい楓の紅葉が迎えてくれました。みなさん、キョロキョロしながら不思議の国に一歩踏み込みました。

すると、入り口の池の所で、水面に落ちた落ち葉を清掃していらっしゃった友永さんにお逢いしました。
ご挨拶し、チョウザメや錦鯉のお話を伺いしばし立ち話。
そして、なんと、友永さんご自身にご案内いただき小さな美術館へとアプローチしていただきました!!

扉を開くと、磨き込まれた木の床と、美しい造形の窓辺から射しこむ柔らかな光と高い天井、
そんな室内に素晴らしい作品が展示されている空間へと導かれました。
そして、全ての美術作品が、ケースなどに入れられるのではなく、そのまますぐ傍で鑑賞できるのです。
さらに、作家さんご自身にご案内いただき解説していただけるとはなんて贅沢な事でしょう。
このキノコのランプは『木の娘』という作品名 「木の娘と書いてきのこです。」と友永さん。
ユーモアのセンスも素敵です。
写真では判りづらいですが、木の木目が美しく、滑らかに彫りだされた胸の膨らみや足のラインが
清らかな少女の姿をしています。
傘の部分は、高知の有名な和紙で出来ているそうです。きっと夜には柔らかな温もりに満ちた明かりが灯ると思います。

頭にカザグルマを乗せ、ピンク色の靴を履いた2本の足がある不思議なお魚です。
作品名をしっかり確認して置けば良かったです。次回、訪れたら確認しておかないと^_^;

天井までも届くようなこの像は、東海大菅生高校に依頼されて作られた作品だそうです。
ここに展示されているものは、紙で作られているそうですが、実物は一本の木を彫りだして制作された大作だそうです。
「イヤリングは、菅生高校の校章なんですよ」と微笑まれる友永さん、お茶目な方ですね(^^)

そして、NHKの人形劇『プリンプリン物語』の主人公プリンセス・プリンプリンの人形
こちらは実際に撮影に使われた人形ではなくて、展示用に製作された人形だそうです。
本当に美しいお人形でした。

横顔も、何かを語りかけてくれそうです。まつ毛が鳥の羽根だということが、発想が凄いなぁと思いました。

こちらは、実際に撮影に使われたお人形だそうです。

全ての人形は、衣装なども含めてスケッチで起こして、打ち合わせをし、制作に取り掛かるそうです。
このスケッチはプリンプリンの原画だそうです。あどけなくてかわいい♡
絵も大変お上手なのだと改めて思いました。

ここには300体ほど展示されていますが、展示しきれないほどのたくさんの出演人形たちがいるそうです。
それぞれに、強烈な個性のキャラクターたちです。
連載上映当時は、一週間で二体の人形を制作するというペースだったと伺いました。

清冽で神々しい少女像が多く描かれています。

「翔 水から上がった少女」と名付けられた作品
壁に映し出された影に翼が隠されているのが判りますか?

横からみるとこんな感じなのです。水平に伸ばした腕には翼があり、髪は魚の形をしています。
友永さんに伺うと「わたしは高知の四万十川の畔で育ちましたので、子どもの頃は川に潜って
魚たちと戯れて過ごしました。そして、森の中では空を仰ぎ羽ばたく鳥の姿を見ては、
大空を飛べる翼があったらどんなふうだろうと空想していました。
そんな憧れが、作品のモチーフになっているのかも知れません。」とお話し下さいました。
お話を伺いながら、ふと少年の頃の友永さんの姿に想いを馳せたのでした。
清流で名高い四万十川、大自然に抱かれながら五感で生命の息吹というものを感じ取り、
感性が研ぎ澄まされていったのではないでしょうか。
芸術家の神髄をなんとなく感じさせていただける時間でした。

こちらの少女も翼がありますね。

『水辺に立つ少女』と題された作品 細くしなやかな手足、なんとなく川の精に思えました。

『寒椿』と題された作品
寒い冬のさなかに、固い蕾を膨らませ美しい花を咲かせる寒椿に少女を重ねられたのでしょうか。
磨き込まれた滑らかな木彫の肌は、美しくて温もりすら感じます。

芸術的な窓枠に調和するような美しい像でした。窓辺の光によって表情が変わります。

9月にまめちゃんと伺った時、物凄いオーラを発していた人形。
「どの角度から見てもまるで、こちらを見ているように見えるね!!」と驚いたのでした。
プリンプリン物語の中の人形だと思っていましたが、この日、友永さんにお聞きして、
実は黒子が操る舞台用の人形で卑弥呼の人形だと判りました。
『卑弥呼』だと伺い、なるほど、オーラが凄い訳だと思いました。
そして、舞台用の人形と言うのは、目を切れ長に作ることによって、舞台のどの位置から見ても
目線が合うように作られているのだと教えていただき、納得でした。

こちらは、桐の木の一本彫りで制作された『芽吹き』と題された彫像です。
木の精霊そのものような、そしてこれから芽吹くと言うエネルギーにに満ちた生命力を感じ取れました。
わたしの好きな樹の一つである「桐」が材であったことも、今回、友永さんから伺う事が出来て、
改めて、空に向かって花芽を伸ばし、薄紫の花をいっぱい咲かせる桐の姿を思ったのでした。
慎ましやかで、上品で、孤高なまでの気高さを秘めた桐の花の姿が目に浮かんだのでした。


こちらは桜の樹の一本彫りで制作された阿弥陀如来像、マレーシアの僧侶の依頼により制作されたそうです。
日本の阿弥陀如来像だと、もっと複雑な造形になるけれど、マレーシアでは出来るだけシンプルな像をとの
依頼だったそうです。光背なども複雑な形ではなく蓮の蕾で作ったところ大変気に入っていただいたそうです。
台座の雲は楠木で作られているそうです。この仏像は近々マレーシアに空輸されるそうです。
また、スリランカなどからも新たな仏像彫刻の依頼も来ているそうです。

物語性を感じさせる彫像ですね。



ところどころに生けられたお花も花器も美しいです。



一つ一つ石を積み上げて、奥様とお二人で建てられた美術館で、
出来上るのに8年掛かったと最初に来た時に伺ったように思います。
何となくガウディの建築物を連想させます。
そして、なんと、マッキーさんが関わっていらっしゃったことを知りました。
奥多摩でやっていたマッキーさんのログハウスのスクールに友永さんが習いにいらっしやり
この美術館もマッキーさんからアドバイスをいただき、お手伝いされたとも聞きました。
素晴らしい建築物の影にマッキーさんあり!!青梅のガウディみたいです(^^)

そして建物の外には水槽を埋め込んだような池があり、色とりどりの錦鯉が優雅に泳いでいます。

横がガラス張りになっているので、水中が覗けます。まるで水族館のようです。
わたしたちはしばし時を忘れて鯉に夢中になりました。まるで子どものようにはしゃいで…

お部屋に入ると、池の水面に反射した光がゆらゆらと天井を動いていました。

ゆらゆら、ゆらゆら、さざ波の光が天上で揺らめくのを見ていると、
何だか自分たちは水底にいるような錯覚に落ちました。

こちらも天上の窓から光が指し込み、しばし潜水艦の中にいるような錯覚に落ちました。

テーブルに運ばれてきたグラスがとても素敵で、持ちやすいように少し歪み
上部には細かな模様が入っていて実に美しいのでした。

窓からの陽射しを透かせると、綺麗な影が現れました。
光の屈折が何と美しいことか。

しばし、そのグラスに見入ってしまいました。

運ばれてきた香り豊かな珈琲には、奥様の手造りのスィートポテトが添えられていました。

机も椅子も、壁面の扉も、友永さんの作品です。

素敵な窓枠には外の景色が映ります。

こちらは6月に来た時の窓辺

こちらは9月に来た時の窓辺
どの季節も美しいです。

お庭に通じる扉も素敵な作品です。

ドアノブさえ、ほら、芸術作品です。

飾られた絵画も素晴らしく、いつまでも居たいような空間でしたが、
そろそろ次に向かわなければなりません。
わたしたちは、奥様にお礼を申し上げて小さな美術館を後にしました。

キラキラと美しい川を眺めつつ。タクシーを待ちます。
みなさん、口々に素晴らしかった美術館の事をお話しされていました。
さぁ、次は秋川の河川敷を散策しましょうね
秋の女子会2に続きます。

緑濃い森と原風景のような里山が点在する深沢の地に、石を積み上げ、美しい木彫の窓枠や扉を施した
何処か異国情緒を感じさせる建物が佇んでいます。庭には石畳とたくさんの木々と草花
大きな水槽を積み上げたような池があり、チョウザメや色とりどりの錦鯉が優雅に泳いでいる不思議な空間。
ここは造形作家・友永詔三氏の私設美術館です。

数年前、近くにある南沢あじさい山を訪ねた時から、行きたいと思っていた美術館に今年の6月ようやく訪れることが出来ました。
眩しい深緑の季節、森影に佇む木の精霊ZiZiに案内されての事でした。
美しい石畳を踏んで訪れた深沢小さな美術館は秘密の扉を開いて迷い込んでしまった不思議な空間でした。



突然現れたお庭の水槽、そこに泳ぐチョウザメに驚いた物でした。
鼻先が白くて、ヒゲが生えていて、目が小さくてなんだかモグラみたいでひょうきんな顔をしています。
サメと名前が付いていますが、尾びれや脇びれの位置や形が、鮫に似ているから付いた名前なので、
あの海のギャングと言われている鮫の仲間ではないのだそうです。
チョウザメは淡水魚で、川やまれに海に生息し歯も無くて、とってもおとなしい性格なのだそうです。
チョウザメの卵の塩漬けは、言わずと知れた世界三大珍味のキャビアです。

そして9月、ハナネコ女子会の仲間でもあり、写真友だちでもあるまめちゃんをご案内して再訪しました。
偶然、お目にかかれた友永氏も奥さまも、とてもお優しくてそのお人柄に魅かれました。
この時、今年の秋のハナネコ女子会は、この深沢小さな美術館にご案内したいと決めたのでした。
いつも青梅・奥多摩がフィールドでしたが、初めてのあきる野・秋川となりました。


11月12日(日)
ハナネコ女子会当日、遠方から集まってくださったメンバー7名は武蔵五日市の駅に降り立ちました。
空はすっきりと晴れ渡り散策日和、女子会日和です(^^)
深沢方面にはバスの便が無いので、武蔵五日市駅よりタクシーに分乗し、一路深沢小さな美術館へ
黄色い帽子のZiZiから、左の坂道を上がります。

美しい楓の紅葉が迎えてくれました。みなさん、キョロキョロしながら不思議の国に一歩踏み込みました。

ご挨拶し、チョウザメや錦鯉のお話を伺いしばし立ち話。
そして、なんと、友永さんご自身にご案内いただき小さな美術館へとアプローチしていただきました!!

扉を開くと、磨き込まれた木の床と、美しい造形の窓辺から射しこむ柔らかな光と高い天井、
そんな室内に素晴らしい作品が展示されている空間へと導かれました。
そして、全ての美術作品が、ケースなどに入れられるのではなく、そのまますぐ傍で鑑賞できるのです。
さらに、作家さんご自身にご案内いただき解説していただけるとはなんて贅沢な事でしょう。
このキノコのランプは『木の娘』という作品名 「木の娘と書いてきのこです。」と友永さん。
ユーモアのセンスも素敵です。
写真では判りづらいですが、木の木目が美しく、滑らかに彫りだされた胸の膨らみや足のラインが
清らかな少女の姿をしています。
傘の部分は、高知の有名な和紙で出来ているそうです。きっと夜には柔らかな温もりに満ちた明かりが灯ると思います。

頭にカザグルマを乗せ、ピンク色の靴を履いた2本の足がある不思議なお魚です。
作品名をしっかり確認して置けば良かったです。次回、訪れたら確認しておかないと^_^;

天井までも届くようなこの像は、東海大菅生高校に依頼されて作られた作品だそうです。
ここに展示されているものは、紙で作られているそうですが、実物は一本の木を彫りだして制作された大作だそうです。
「イヤリングは、菅生高校の校章なんですよ」と微笑まれる友永さん、お茶目な方ですね(^^)

そして、NHKの人形劇『プリンプリン物語』の主人公プリンセス・プリンプリンの人形
こちらは実際に撮影に使われた人形ではなくて、展示用に製作された人形だそうです。
本当に美しいお人形でした。

横顔も、何かを語りかけてくれそうです。まつ毛が鳥の羽根だということが、発想が凄いなぁと思いました。

こちらは、実際に撮影に使われたお人形だそうです。

全ての人形は、衣装なども含めてスケッチで起こして、打ち合わせをし、制作に取り掛かるそうです。
このスケッチはプリンプリンの原画だそうです。あどけなくてかわいい♡
絵も大変お上手なのだと改めて思いました。

ここには300体ほど展示されていますが、展示しきれないほどのたくさんの出演人形たちがいるそうです。
それぞれに、強烈な個性のキャラクターたちです。
連載上映当時は、一週間で二体の人形を制作するというペースだったと伺いました。

清冽で神々しい少女像が多く描かれています。

「翔 水から上がった少女」と名付けられた作品
壁に映し出された影に翼が隠されているのが判りますか?

横からみるとこんな感じなのです。水平に伸ばした腕には翼があり、髪は魚の形をしています。
友永さんに伺うと「わたしは高知の四万十川の畔で育ちましたので、子どもの頃は川に潜って
魚たちと戯れて過ごしました。そして、森の中では空を仰ぎ羽ばたく鳥の姿を見ては、
大空を飛べる翼があったらどんなふうだろうと空想していました。
そんな憧れが、作品のモチーフになっているのかも知れません。」とお話し下さいました。
お話を伺いながら、ふと少年の頃の友永さんの姿に想いを馳せたのでした。
清流で名高い四万十川、大自然に抱かれながら五感で生命の息吹というものを感じ取り、
感性が研ぎ澄まされていったのではないでしょうか。
芸術家の神髄をなんとなく感じさせていただける時間でした。

こちらの少女も翼がありますね。

『水辺に立つ少女』と題された作品 細くしなやかな手足、なんとなく川の精に思えました。

『寒椿』と題された作品
寒い冬のさなかに、固い蕾を膨らませ美しい花を咲かせる寒椿に少女を重ねられたのでしょうか。
磨き込まれた滑らかな木彫の肌は、美しくて温もりすら感じます。

芸術的な窓枠に調和するような美しい像でした。窓辺の光によって表情が変わります。

9月にまめちゃんと伺った時、物凄いオーラを発していた人形。
「どの角度から見てもまるで、こちらを見ているように見えるね!!」と驚いたのでした。
プリンプリン物語の中の人形だと思っていましたが、この日、友永さんにお聞きして、
実は黒子が操る舞台用の人形で卑弥呼の人形だと判りました。
『卑弥呼』だと伺い、なるほど、オーラが凄い訳だと思いました。
そして、舞台用の人形と言うのは、目を切れ長に作ることによって、舞台のどの位置から見ても
目線が合うように作られているのだと教えていただき、納得でした。

こちらは、桐の木の一本彫りで制作された『芽吹き』と題された彫像です。
木の精霊そのものような、そしてこれから芽吹くと言うエネルギーにに満ちた生命力を感じ取れました。
わたしの好きな樹の一つである「桐」が材であったことも、今回、友永さんから伺う事が出来て、
改めて、空に向かって花芽を伸ばし、薄紫の花をいっぱい咲かせる桐の姿を思ったのでした。
慎ましやかで、上品で、孤高なまでの気高さを秘めた桐の花の姿が目に浮かんだのでした。


こちらは桜の樹の一本彫りで制作された阿弥陀如来像、マレーシアの僧侶の依頼により制作されたそうです。
日本の阿弥陀如来像だと、もっと複雑な造形になるけれど、マレーシアでは出来るだけシンプルな像をとの
依頼だったそうです。光背なども複雑な形ではなく蓮の蕾で作ったところ大変気に入っていただいたそうです。
台座の雲は楠木で作られているそうです。この仏像は近々マレーシアに空輸されるそうです。
また、スリランカなどからも新たな仏像彫刻の依頼も来ているそうです。

物語性を感じさせる彫像ですね。



ところどころに生けられたお花も花器も美しいです。



一つ一つ石を積み上げて、奥様とお二人で建てられた美術館で、
出来上るのに8年掛かったと最初に来た時に伺ったように思います。
何となくガウディの建築物を連想させます。
そして、なんと、マッキーさんが関わっていらっしゃったことを知りました。
奥多摩でやっていたマッキーさんのログハウスのスクールに友永さんが習いにいらっしやり
この美術館もマッキーさんからアドバイスをいただき、お手伝いされたとも聞きました。
素晴らしい建築物の影にマッキーさんあり!!青梅のガウディみたいです(^^)

そして建物の外には水槽を埋め込んだような池があり、色とりどりの錦鯉が優雅に泳いでいます。

横がガラス張りになっているので、水中が覗けます。まるで水族館のようです。
わたしたちはしばし時を忘れて鯉に夢中になりました。まるで子どものようにはしゃいで…

お部屋に入ると、池の水面に反射した光がゆらゆらと天井を動いていました。

ゆらゆら、ゆらゆら、さざ波の光が天上で揺らめくのを見ていると、
何だか自分たちは水底にいるような錯覚に落ちました。

こちらも天上の窓から光が指し込み、しばし潜水艦の中にいるような錯覚に落ちました。

テーブルに運ばれてきたグラスがとても素敵で、持ちやすいように少し歪み
上部には細かな模様が入っていて実に美しいのでした。

窓からの陽射しを透かせると、綺麗な影が現れました。
光の屈折が何と美しいことか。

しばし、そのグラスに見入ってしまいました。

運ばれてきた香り豊かな珈琲には、奥様の手造りのスィートポテトが添えられていました。

机も椅子も、壁面の扉も、友永さんの作品です。

素敵な窓枠には外の景色が映ります。

こちらは6月に来た時の窓辺

こちらは9月に来た時の窓辺
どの季節も美しいです。

お庭に通じる扉も素敵な作品です。

ドアノブさえ、ほら、芸術作品です。

飾られた絵画も素晴らしく、いつまでも居たいような空間でしたが、
そろそろ次に向かわなければなりません。
わたしたちは、奥様にお礼を申し上げて小さな美術館を後にしました。

キラキラと美しい川を眺めつつ。タクシーを待ちます。
みなさん、口々に素晴らしかった美術館の事をお話しされていました。
さぁ、次は秋川の河川敷を散策しましょうね
秋の女子会2に続きます。
