深まりゆく秋に その1

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久しぶりに立川にある昭和記念公園に行きました。
東京ドームが39個分と言う広大な敷地にたくさんの種類の樹木が植えられ、桜、チューリップ、
ポピー、ヒマワリ、コスモスと四季ごとに咲く花々も、とても美しい公園です。

ここの公園は銀杏並木が有名ですが、すでに銀杏の樹は葉が散り敷いてしまいました。
この日11月28日は、次女と2歳になった孫の悠ちゃんと出かけて来ました。
12月5日に、新潟からお友だちが会いに来てくださるので、その下見も兼ねての訪問でした。
深まりゆく秋の一日、小春日和の暖かい日でした。悠ちゃんも頑張って歩いてくれたので助かりました。


枯葉を拾い上げては、ぱあっと…枯葉の雨を降らせて喜んでいました。


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ママの隣を手を繋がずに歩く後姿が、なんだか得意げで、嬉しそうで微笑ましいです。


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来年2月には、悠ちゃんもお兄ちゃんになります。ママとの楽しい思い出が出来たでしょうか?
今は小学校2年生になった、初孫の哲っちゃんが2歳の時に昭和記念公園に連れてきたことを思い出しました。
今度は、哲ちゃん、匠ちゃん、巧ちゃんたちも連れて来てあげたいなぁと思ったのでした。

西立川口から公園に入ると、真っ先に見えてくるのが水鳥の池です。
葦原で何やらかわいくて賑やかな声がします。ちらりと見えた姿がカイツブリのような気がしました。
とっても潜水が上手い、小さくて可愛い水鳥です。


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セグロセキレイがちょこちょこ歩いていて、悠ちゃんが追いかけていました。


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大好きなスズカケノキ(プラタナス)の並木


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こんな実がなるのです。枝先に鈴を懸けたようだから鈴懸けの木と言います。
昔、昔、高校3年生の冬、クラスメートのM君と新宿御苑を歩きました。
文学青年だったM君は、鈴懸けの木の下の小さな木橋で少女が小川に足を浸している情景を読んだ
詩か小説の話をしてくれました。
『その情景がね凄くリアルに浮かんでね。鈴懸けの木ってどんな木なんだろうって思っていたんだ。
そしたら、この公園で見つけたんだよ。それがこの樹だよ。』って…
誰の小説なのかも、もう判らないのですが、その樹とその時の会話が今も脳裏にあります。

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卒業以来、一度も会っていないけれど、どうしているのかな?って、この樹を見ると思い出します。
そして、M君が教えてくれた室尾犀星の詩も…


したたり止まぬ日のひかり
うつうつまはる水ぐるま
あをぞらに
越後の山も見ゆるぞ
さびしいぞ
一日いちにちもの言はず
野にいでてあゆめば
菜種のはなは波をつくりて
いまははや
しんにさびしいぞ

M君はフォークソング研究会に入っていて、マッシュルームカットのヘアースタイルでした。
ひょうきんなところもあるクラスメートだったけれど、本当は寂しがり屋だったのかな?
その頃のわたしは幼くて、なんにも判ってはいなかったのでした。
室尾犀星の詩を読むM君は大人びていたんだなぁと思います。

すみません、歳のせいかな? ちょっと昔話をしてしまいましたね^_^;
誰にでもある青春の思い出話です。もし逢えたら、誰の詩あるいは小説だったのか聞いてみたいものです。

今は秋、カサコソと大きな枯れ葉が積もります。踏みしめて歩くのも良いですね。


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正式には、アメリカスズカケノキと言います。「プラタナス」の事なのですが、
やはり、わたしは鈴懸の木と呼びたいのです…


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ススキの枯れ尾花に欅の一葉


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木洩れ日に温もるベンチに落ち葉が散って、何となく晩秋の風が座っているように思いました。


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大空に健やかに手を伸ばした欅の木が、落葉し一足早く冬木立になっていました。
放射線状に延びた美しい枝ぶりでした。夜になったらこの小枝越しに冬の星座が瞬くでしょう。
きっと、天然のクリスマスツリーの様なんじゃないかなと、空想したりしていたら…
水鳥の池のさざ波がゆらゆらと木立の映り込みを揺らしました。


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綺麗な水辺です。真っ赤に燃えているのはドウダンツツジでしょうか。



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漕ぎ出した一艘のボート、優しく揺らぐ水面、さざ波を連れて行く。



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黄葉した紫陽花の葉影で、ジョウビタキがかくれんぼ。
かわいいジョビ子だね(^^)



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ちいさなキツツキのコゲラは、一心に木を叩いては、またちょこちょこと登って行きます。
ちっともじっとしてはいないんだね。



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優しいオリーブ色のアオジさん、瞳も円らで大きいこと。



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水鳥の池を半周してきました。岸辺には日向ぼっこのコガモたちがいました。



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でも、悠ちゃんが来たからみんな逃げて行っちゃったね。


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陽光に光るさざ波が綺麗です。



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こちらは飛び立つ瞬間。



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ススキの穂が風になびいています。




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森の中の少女の銅


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緋色の楓が美しい




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睡蓮の水面は青空を映し込み、まるで池塘のようでした。



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さざんかが見頃を迎えて、いよいよ美しい


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ベニシジミがひらりと



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もう、クロッカスが咲いていました。


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寒さに強いビオラは、これからの季節目を楽しませてくれる


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赤いノバラの実が星のようで



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逆光のススキが美しくて、また撮ってしまった。


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冬木立、光枝先



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足元の小さな黄葉



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メサテコイヤの金色の紅葉




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イイギリの赤い実



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悠ちゃんが、どんぐりを拾ってはママに手渡していました。



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その2へ続きます。

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by kazetatinu-h | 2017-12-18 00:54 | | Comments(0)

草紅葉が色づき始めたある日、湿原の奥の小さな木のベンチに風が座っていました。遠い日の記憶を呼び覚まして…


by sizuku
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